明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年4月27日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは序盤にマイナスになる場面がありましたが、中盤以降は概ねプラス圏で推移したようです。　売り物が切れてきたようにも見えますね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　しかし、大量の売り物に押され一気にマイナス圏に沈み、更に２００００円の大台を割り込んでしまいました。

　売り一巡後はしっかり反発し、前日比変わらずまで戻しますが、それ以上の買いは入らず、その後は徐々に下げて行く動きになりました。

　午後も同じような動きが続きますが、１時台になると一段安になってしまいます。　２時台後半から引けにかけて反発の動きが見られますが、時遅しで、大引けは２００００円ちょうどの５０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は２００００円割れで終了しました。

　今週は明日と明後日にＦＯＭＣ、３０日に日銀金融政策決定会合がありますので、仮に何も無いとしても動きにくい状況が続きそうです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは小幅上昇で三角保ち合いの上限付近まで戻してきました。　今夜、はっきりとブレイクすれば方向性が出そうなのですが、ＦＯＭＣが控えていますので、そう簡単には行かないでしょう。

　一方日経平均株価は、何となく怪しくなってきました。　高値圏で陰線が三本出現し、しかも安値を切り下げていますので、黒三兵と考えても良いと思います。　黒三兵になると相場が崩れる可能性が高いので、注意してください。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　「黒三兵」「FOMC」「日銀金融政策決定会合」「sell in May」買えない材料がたくさんありますので、一足早いゴールデンウィークにしても良いのかも知れませんよ。　「休むも相場」です。

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