明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年3月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは寄り付きから安く、日中更に下げてしまい、後半は１８０００ドルを下回ったところでのもみ合いが長く続きました。　予想通り上げ下げを繰り返すＮ字の上昇波動となっているようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　寄り付き後は売りが優勢で、右肩下がりの展開となり、９時半を過ぎた頃には１９３２０円まで下げました。

　売り一巡後は、安値もみ合いの後、ゆっくり回復し、１９４００円付近まで戻してもみ合う相場に変わります。

　午後も同じところでのもみ合いが続いていたのですが、１時台に少しだけ下げてしまいます。　しかし、２時頃からは買いが優勢となり、右肩上がりの展開でプラス圏に浮上し、その後も買いが切れず１９５００円を上回りました。

　引けにかけては高値圏でもみ合い、大引けは１９５００円の６０円高で終了しました。

　今日も強い相場が続いています。　下げたところはすかさず買いが入って来ます。　特に最近の傾向として、２時から強くなるような気がします。　これも国策なのでしょうか？　もしそうなら、これを利用しない手はないかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは上昇の後の半値戻しを３パターン繰り返しました。　このパターンが繰り返すとしたら、今夜は大きく上昇する番が回ってきます。　大きなイベントは何もありませんので、可能性はあると思います。

　一方日経平均株価は、強い官製相場となっているようです。　来週は配当権利付き最終日が２６日ですので、それまでは下げにくい環境となるでしょう。　問題は権利が落ちた後どうなるかなのですが、今年は４月に選挙がありますので、政府としては、株価下落は好まないはずです。　と言う事は、配当を取っても株が下がらないのなら、慌てて売る必要が無いと考える投資家も多いのではないでしょうか。　どうするかは自己責任でお願いします。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　下げたところは官が支えてくれるので、年度内２００００円を目指してもらいたいものです。　あと少しです。

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