明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年3月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から、綺麗な右肩上がりの展開で上昇し、後半には１８０００ドルを回復しました。　引けではわずかに１８０００ドルを割り込んでしまいましたが、終日強い相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後すぐに１８９００円に乗せますが、上値は重く、その後少し下げてしまいます。

　１０時台にもう一度１８９００円にチャレンジしますが、寄り付き直後の高値に届かず、今度はダラダラと下げて行きました。

　午後は１８８００円付近でもんでいたのですが、現物の取引が再開された頃から急落し、その後は右肩下がりの展開となり、２時台に１８５７０円まで下げて、やっと止まりました。

　下げ一服後から引けにかけて、戻し歩調となり、大引けは１８６７０円の１２０円安で終了しました。

　米国株高、為替は円安、しかし日経平均は下げてしました。　米国離れ、為替離れ、そして、ＳＱ週の特殊な要因もあったのでしょうね。　しっかりと押し目を入れる時期なのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の大きな下落に対して、概ね半分程度戻した形です。　今夜同じだけ戻せば・・・と考えたりしますが、そんなに上手くは行かないと思います。　ボリンジャーバンドの幅も狭くなってきていますので、もう少し時間がかかると思います。　１８日にＦＯＭＣがありますので、そのあたりまでは難しい相場が続きそうです。

　一方日経平均株価は、弱い相場でした。　やはり調整の時期のようです。　以前、申し上げましたが、現物の日経平均株価は３月１日の高値を３月６日の高値が上回っていますが、日経平均先物は全く同値でダブルトップになっています。　本日そのネックラインを下回ってしまいましたので、もう少し下があると考えた方が良いようです。　２５日移動平均線付近まで下げても不思議ではありません。

　明日の日経平均株価予想は、続落予想です。　しかし、調整ですので、どこかで底を打ち、再び上昇する場面が有りますので、しっかり底を見極め、再び乗って行きたいものです。

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