明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年3月2日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　ＮＹダウは寄り付きから安くなり、マイナス圏での一進一退相場が長く続き、後半に一段安となって終了しました。　ロイターによりますと、朝方発表された昨年第４・四半期の米実質国内総生産（ＧＤＰ）が下方修正されたことで市場心理が悪化したと言う事です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなり、その直後も買いが続き、一時１９０００円に迫ります。　為替が円安方向に動いていたのが追い風になったようです。　しかし、円安が一服し、日経平均先物もしだいに下げ、１０時台にはマイナス圏に突っ込んでしまいます。

　その後は少し戻し、プラス圏（１８８５０円付近）でもみ合いとなり、午後になっても概ね同じような値動きが続きます。

　引けにかけても状況は大きく変わらず、大引けは１８８６０円の４０円高で終了しました。

　１９０００円、惜しかったですね。　あと１０円のところまで迫りました。　１９０００円まで１４０円ですので、外部環境さえ良ければ明日にもクリアするかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１σ付近まで下げてしまいました。　今夜反発すれば問題ないのですが、続落すれば怪しくなりまねませんので、何とか戻して欲しいものです。

　一方日経平均株価は、陰線ながら今日も上昇しました。　一目均衡表の雲のねじれは今日だったので、心配していたのですが、とりあえず何も無くクリアできました。　９日にもう一度ねじれがありますが、米雇用統計明けなので、こちらの方が気になります。　そろそろ今の波動が終了するかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、ＮＹダウの反発に期待して、上昇予想です。　「今週の後半で利確かな」なんてことを考えています。

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