明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年2月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日比変わらず付近で寄り付き、その後プラス圏の小高いところでのもみ合いに変わります。　しかし、後半は値を崩す展開となり、マイナス圏で大引けとなりました。　雇用統計の結果は、市場予想を上回り、利上げの時期が近くなったと言う事で、後半に利益確定の売りが出たのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　雇用統計の結果を受け、為替が一気に円安に振れた事を好感したようです。　しかし、今日は円安一服で、じわじわと円高方向に動いていた為、日経平均先物は、値を消す展開となり、１０時台には一時マイナスになる時間帯がありました。

　その後は小高いところでのもみ合いが続き、午後になっても同じようなもみ合いが続きました。

　引けにかけても大きな変化は無く、大引けは１７６９０円の３０円高で終了しました。

　いよいよ米国の利上げが決定的になってきました。　時期は年央と言う声が大きくなっていますので、それまでは難しい相場になりそうです。　しかし、逆に円安も進みそうですので、日経平均にとっては追い風になるかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは４連騰の後の小幅安で、高値圏に来ていますので、少し調整を入れても不思議ではありません。　しかし、景気が良いのも事実ですので、今後は好景気と利上げが綱引きをしながら、上を目指すのではないでしょうか。

　一方日経平均株価は、プラスで終了しましたが、頭の重い展開でした。　マイナスにはならなかったものの、３日連続の陰線で、元気が無いようです。　いつまでたってもＮＹダウと為替に影響を受けてしまいます。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ＮＹダウの終わり方が悪かった事や、為替が一気に円安に振れましたので、目先調整を入れるのではないでしょうか。

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