明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年2月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値を挟んでの一進一退が長い時間続き、方向性の無い動きだったのですが、引けにかけて急速に買いが入り、結果的に２００ドルに迫る上げ幅となりました。　ロイターによりますと、「２日の米国株式市場は急反発。ギリシャが債務問題をめぐり国際支援団と合意にこぎ着けるとの期待が、取引終盤にかけ株価を押し上げた。原油価格が持ち直したことも追い風となった。」と言う事だそうです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　しかし、９時頃から為替が円高方向に動き出し、日経平均先物は値を保つ事が出来ず、１０時頃には±０付近まで下げてしまいます。

　午後になると更に値を下げる展開となり、２時半頃には１７２６０円まで下げ、それが本日の安値となりました。

　引けにかけては少し戻して、大引けは１７３３０円の２００円安で終了しました。

　「節分天井彼岸底」なんて言う言葉がありますが、どう見ても天井とは言えませんので、節分底になってくれれば良いのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは場中に１２月の安値を下回ってしまい、あまり良い形ではありませんが、結果的にはプラスで引け、反転したのかしないのか、微妙なところです。　今夜高ければ良いのですが、そう簡単には行かないかも知れません。　上げるも下げるも小幅な動きになりそうだと、今のところ考えています。

　一方日経平均株価は、大きく下落してしまいました。　ローソク足は長い陰線になってしまい、２５日移動平均線を下回ってしまい、一目均衡表の雲の上限で止まったような感じです。　これで底を打ってくれれば良いのですが、明日下げるようなら一目均衡表の雲に捕まってしまいますので、そうなると調整が少し長引きそうです。

　明日の日経平均株価予想は、節分底に期待して、上昇予想です。　残念ながら根拠は何もありません。　米国市場と為替しだいです。　明日は立春、今年の冬は寒かったので、早く暖かくなって欲しいものです。

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