明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年1月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウの寄り付きは高かったのですが、すぐにマイナス圏まで売り込まれ、１７４００ドルを割り込んでしまいました。　しかし、後半は買いが優勢となり、プラス圏に浮上します。　引けにかけては±０付近でのもみ合いが続き、結果としてプラスで終了しました。　終わって見れば小動きと言ったところでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後も弱い動きで、下値を切り下げながらの一進一退相場が続きます。

　午後になると日銀金融政策決定会合の結果が出て、一時１７２００円を割り込みますが、すぐに戻し１７２００円台での値動きとなりました。

　引けにかけては売りが嵩んでしまい、大引けは１７２１０円の１８０円安で終了しました。

　日銀金融政策決定会合の結果は現状維持でした。　昨日の上昇は、日銀が何かやって来るのではないかと考えた、先回り買いだったのかも知れません。　結果的に今日の下げはペンキが剥げた分の下げだったのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは下げはしなかったものの、弱い印象です。　前回（1/7）と前々回（12/17）の反発は、二日目の方が長い陽線だったのに、今回は十字足に限りなく近い陰線でした。　今夜、大きく上昇すれば良いのですが、下げるようなら、もう少し調整が長引くかも知れません。　一目均衡表の雲の中でも有りますので、方向性を決めつけない方が良さそうです。

　一方日経平均株価も、昨日とは打って変わって弱い相場になりました。　昨日、一目均衡表の雲を上抜けしましたが、今日は雲の上限や、２５日移動平均線に絡む動きとなり、強さは感じられませんでした。　為替も昨日とは逆に円高の流れとなっています。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　しかし、現在の値位置はボックス圏の中央付近ですので、どちらに動いても良いようなポジションを取るべきなのでしょう。　ＥＣＢとギリシアが済むまでは、休むも相場を決め込んでも良いのかも知れません。　非常に難しい時期だと思います。　特に為替が・・・。

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