明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年12月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは少し反発気味に始まるのですが、その後売りが優勢となり、右肩下がりの展開で、一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　売り一巡後は１７２００ドル付近での推移が続き、そのまま終了しました。　下落が止まったのかな？　とも感じられるのですが、反発もしませんので、まだ油断はできないようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１７０００円を大きく下回って寄り付きました。　寄り付き後も少し売られ、１６８００円を少し下回ったところでのもみ合いに変わります。

　午後も１６７００円台での推移が続き、上にも下にもトレンドが発生しない状態が長く続きました。

　引けにかけても状況は変わらず、大引けは１６７３０円の２９０円安で終了しました。

　世界同時株安が続いていますので、日経平均も下げるのは仕方が無いのですが、そろそろ安いところを拾う準備だけはしておきたいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウの下落が止まりません。　原油の下落が続いていますので、目先の底が見えない状態です。　しかし、週足チャートに目を移してみると、２６週移動平均線に届きましたので、上昇トレンドの中の押し目にも見えます。　将来まだ上があると仮定するならば、押し目買いの好機と考えられます。

　一方日経平均株価も、下落してしまいました。　ボリンジャーバンドの－２σを下回ってしまい、どんどん下に引っ張られているような感じです。　しかし、選挙も終わり、景気回復の為の補正予算も組まれるようですし、底は近いのではないかと考えています。　大底を当てるのは至難の業ですので、小出しの買い下がりも有りかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、小反発予想です。　今夜からＦＯＭＣが始まりますので、米国市場は小動きになりそうです。　日経平均も小動きだと思いますが、少しでも反発して、一息つきたいものです。　心配なのは原油だけです。

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