明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年12月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりましたが、すぐに戻し±０付近での推移が続いていました。　しかし、途中から突然崩れ出し、１７８００ドル付近まで下げてしまいました。　その後少し戻しますが、売り圧力も強く、１７８５０ドル付近でもみ合う展開となり、そのまま大引けとなりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下げて寄り付きました。　為替の円高も響いたようです。　その後もみ合いながら少しずつ戻して行き、午後からの戻しに期待できるかのような動きでした。

　しかし、午後からは再度売り込まれる展開になってしまい、１７７７０円まで下げてしまいました。

　その後は１７８００円付近での一進一退相場が続きます。

　引けにかけても大きな動きは無く、大引けは１７７９０円の１８０円安で終了しました。

　米国株が下げた原因は、エネルギー関連株が売り込まれたとされています。　原油安を嫌気したものだと思いますが、逆に喜んでいる人も多いのも事実です。　電気代も安くなって欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまい、先行きが非常に怪しくなってきました。　ボリンジャーバンドの幅が狭くなってきていますので、今夜下げるようなら、下方へ加速するかも知れません。　ひと相場終わった可能性が出てきました。

　一方日経平均株価も、大きく下落してしまいました。　ＮＹダウと違って、ボリンジャーバンドの＋１σを割れていませんが、明日の動きしだいでは、ＮＹダウと同じように落ちて行くかも知れません。　利食いを優先した方が良いのかも知れませんね。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　円高の流れも止まっていませんので、気を付けてください。　明日はＳＱ前の水曜日ですので、荒れるかも知れませんよ。　しかし、選挙前ですので、株安は避けたいところです。　したがって利食い売りＶＳ日銀と言う戦いが見られるかも知れません。

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