明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年12月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付きから、右肩上がりの上昇が始まり、１８０００ドルに迫る動きとなりました。　しかし、年初来高値を更新している事もあってか、後半は売り物に押される展開が続き、１８０００ドル乗せはお預けとなりました。　上昇幅は知れていますが、着実に上を目指しているような感じですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、為替の円安も手伝って、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も強く、９時２０分頃に１８０４０円まで上昇し、それが本日の高値となりました。　その後は為替が円高方向に動いた事もあって、１０時頃にはマイナス圏に沈んでしまいました。

　しかし、下値も限定的で、午後にかけて±０付近での推移が長く続きました。

　引けにかけても同じような展開が続き、大引けは１７９７０円の３０円高で終了しました。

　為替が１２１円台にのせてきました。　全く止まる気配がありません。　１３０円とか１５０円とか言う声が聞こえてきていますが、そこまで行くと外国製品が高くなるので困ったものです。　食料品の原材料は外国製品が多いのも事実です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは史上最高値を更新更新し、売り物をこなしながら着実に上昇しています。　しかし、ボリンジャーバンドの幅が、かなり狭くなってきています。　何かのきっかけで上下どちらかにトレンドが発生しやすくなるかも知れません。　そろそろ忘れていた利上げの話が出てくる可能性もありますので、注意も必要です。　１６日からＦＯＭＣが始まるので、要警戒です。

　一方日経平均株価は、本日も何とか上昇しました。　米国同様上への流れは変わらず、しかもボリンジャーバンドも似たような形になっています。　米国がＦＯＭＣならば、日本は総選挙と言う事になりますので、今週中に売っておかなければと考える投資家も増えてくるかも知れません。　週末にはＳＱも有りますので、今週は難しい相場になりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ただ、買い方には日銀がついていますので、よほどの材料が無い限り、大きく崩れる事は考えにくいと思います。　

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