明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年11月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から買いが優勢となり、上を目指す展開となりました。　中盤戦に長くもみ合う時間帯を挟んで、後半に再び騰勢を強め、史上最高値を更新します。　引けにかけては少し売りが出て、値を消す展開となりましたが、終値でも史上最高値を更新して終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１０円高で寄り付きました。　寄り付き後は買いが優勢となり、一気に１７４８０円まで上昇し、これが本日の高値となりました。　その後は逆に売りが嵩み、１０時を過ぎた頃にはマイナス圏まで売り込まれました。

　売り一巡後は少し反発し、再びプラス圏に浮上しますが、何となく頭の重い展開となってしまい、前日比変わらずを挟んでの一進一退相場に変わります。

　午後も値を上げようとする動きが見られたのですが、買いが続かず、マイナス圏に沈んでしまいます。

　引けにかけても軟弱な動きが続くのですが、現物の取引が終わった後、急に上昇し、大引けは１７３７０円の１０円高で終了しました。

　昨日と比べて、為替は円安方向に振れ、一日の方向性も概ね円安方向だったにもかかわらず、日経平均先物の反応は鈍かったようです。　消費税増税先送りと衆議院解散が何となく影響していたのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは史上最高値圏ですので、重さも感じますが、落ちそうで落ちない状況が続いています。　逆張り指標の多くは天井圏に張り付いたままで、全く役に立っていないようです。　みんなで上がれば怖くないと言う事なのかも知れません。

　一方日経平均株価は、本日、ほとんどの時間帯はプラスだったのですが、２時台に売りが嵩み、マイナスで終わってしまいました。　しかし、今のところ心配には及ばないと思います。　ボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間をしっかりキープしていますので、方向性は上です。　

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ここで株価が崩れれば、衆議院総選挙に影響しますので、何が何でも下げる訳にはいきません。　投票日前の１２月のＳＱまでは下値不安は少ないと考えています。　株高はアベノミクスの一部です。

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