明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年11月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で終了しました。　ＮＹダウの寄り付きは安かったのですが、その後一気にプラス圏に浮上します。　もう一度マイナス圏に沈む場面が有りましたが、中盤戦に再び浮上し、高値を取って行きました。　終盤は概ねもみ合いだったようで、しっかりプラスで終了しました。　

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　為替も円安方向に戻っていましたので、それが大きく作用したようです。　寄り付き後も買いが優勢で、９時半頃には１７３００円を超えるところまで戻しました。

　その後は多少の上下はあるものの、午後にかけて１７３００円付近での推移が続き、２時頃からは一層強含み、１７３７０円まで上昇し、それが本日の高値となりました。

　引けにかけても高値圏でのもみ合いが続き、大引けは１７３６０円の３２０円高で終了しました。

　昨日の大きな下げは何だったのでしょう。　ＧＤＰショックで大きく下げた事は事実だと思いますが、昨日も申し上げたように、株高は国策です。　それにしても早く戻りすぎましたね。　一段安があれば、追撃買いの準備をしていたのですが、結局は買えませんでした。　残念～。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はまちまちの結果でした。　ＮＹダウは高値もみ合いが続いています。　一気に上昇しましたので、２５日移動平均線の上がりを待っているような感じです。　今週は上を目指すより、高値もみ合いが続く期間になるかも知れませんね。

　一方日経平均株価は、概ね行って来いの相場となりました。　残念ながら全値戻しまでは届きませんでしたが、ＧＤＰは全て折り込んだ上での反発ですので、今後の動きが楽しみです。　だいたい駆け込み後の落ち込み期を含めて２期連続のマイナスですので、すこし無理があると思いませんか？　本来は、落ち込み期を除いて２期を見るべきなのではないでしょうか。　次のＧＤＰで本来の姿が見えてくると思いますよ。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　増税先送りで衆議院解散となりそうで、間もなく選挙戦に突入して行きます。　選挙戦に入ると、いろいろ耳触りの良いことなども出てくるでしょうし、いよいよ株は下げにくくなる事でしょう。（投票日までは・・・。）

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