明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年11月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き後上昇し、１７７００ドルを上回りますが、その後相場は反転し、マイナス圏まで売られました。　しかし、終盤にプラス圏に浮上し、史上最高値を更新しました。　上値は重そうなのですが、下げたところには、しっかり買いが入っている、強い相場になっています。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い寄り付きとなりました。　寄り付き後は売りが優勢となり、９時半頃にはマイナス圏に足を突っ込んでしまいます。　その後、１０時台に再び下げ、１７３００円で底を打ちました。

　１０時半頃からは、売りが一巡したようで、午後にかけて少しずつ戻し、水面下の浅いところでのもみ合いが続きます。

　相場が動いたのは２時頃の事でした。　突然買いが優勢となり、一気にプラス圏に浮上し、一時１７５００円にタッチする場面がありました。

　引けにかけては少し売りが嵩み、大引けは１７４５０円の３０円高で終了しました。

　本日はＳＱ算出日で、ＳＱ値は１７５４９.６０円で、現物も先物もその値には及ばず、幻のＳＱとなってしまいました。　本日中にＳＱ値を上回って欲しかったのですが、来週までおあずけです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは少し上に出ましたね。　相場が急上昇して、そろそろ１か月になりますので、そろそろ押し目を入れないと、とは思うのですが、押し目待ちに押し目無しの状態が続いています。　今のところ、いつ押し目を入れるのか、その兆しは何もありません。　突然の急落が怖いですね。

　一方日経平均株価も、ＮＹダウ同様、押し目待ちに押し目無しで、２５日移動平均線との乖離率が１０％を超えてしまいました。　本来なら一旦下げても不思議では無いのですが、今はテクニカルが通用しない官製相場ですので、行けるところまでついて行き、逃げる時は成り行きで一気に逃げるべきかも知れません。　もうすでに玉数を減らしている人もいるんでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替の円安も、なかなか止まらず、１１６円台に乗せてきました。　朝方の日経平均先物が、円安に反応しなかったので、「おや？」と思ったのですが、午後からはしっかり反応しました。　為替に全く反応しなくなった時は、この相場が終わる時かな？　などと考えてしまいました。

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