明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年10月31日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付きこそ安かったのですが、すぐにプラス圏に浮上し、右肩上がりの展開で、後半には１７２００ドルを上回ります。　その後少し調整しますが、引けにかけて再び買いが優勢となり、高値圏で終了しました。　ロイターによりますと、第３・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）速報値が前期比３．５％増と市場予想を上回ったと言う事です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も強い動きとなり、徐々に値を上げる展開で、１５９００円台に乗せてから、もみ合う展開に変わります。

　午後になってももみ合いが続きます。　ここからは日銀金融政策決定会合の結果待ちなので、動けない状況が続きます。

　相場が動いたのは、１時半を過ぎた頃です。　日銀金融政策決定会合の結果、追加緩和が決定し、為替が一気に円安に、日経平均先物も一気に上昇が始まり、年初来高値を更新し、適当に押し目を入れながら上を目指す展開が続きます。

　引けにかけても高値圏での値動きが続き、大引けは１６４９０円の８２０円高で終了しました。

　日銀が重い腰をやっと上げました。　今回も現状維持と予想していた人が多かった為、サプライズだったようです。　株価は大きく上昇しましたが、これで消費税１０％は決まりのようですね。　以前も申し上げましたが、黒田さんは財務省出身ですので、増税は大賛成です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは大きく上昇し、一目均衡表の雲を一気に上抜いてきました。　驚くべき強さで、早くも史上最高値に迫ってきました。　この勢いなら、今夜も高いと考えるべきでしょうね。　イスラム国やエボラ出血熱は引っ込んでしまいました。

　一方日経平均株価は、２発目の黒田バズーカで大大陽線が立ち、一目均衡表の雲を一気に上抜き、年初来高値を更新しました。　為替も１１１円台に乗せ、今もなお円安方向に動いています。　明日から３連休で非常に残念な気持ちで一杯です。　楽しみは来週の火曜日までおあずけですね。

　来週火曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　まだまだ上がありそうです。　しかし、消費税を上げる為の手段の一つと考えられますので、庶民の財布は益々火の車になりそうです。　年末から年初にかけて駆け込み需要が再び起こり、景気は回復したように見えますが、その後の落ち込みが怖いですね。　株価が落ち込みを折り込みに行くまでに、逃げる準備もしておかなければ・・・。

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