明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年10月23日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウの序盤戦は、概ねプラス圏で推移する、底堅い動きだったのですが、途中から右肩下がりとなってしまい、大引けでは、１６５００ドルを割り込んでしまいました。　ロイターによりますと、カナダの首都オタワで発生した銃乱射事件が投資家の不安を誘ったことに加え、航空機のボーイングやバイオ医薬品のバイオジェン・アイデックが決算発表後に売られたためだと言う事です。　一気に戻してきましたので、良い調整になったのかも知れませんね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅安で寄り付きました。　寄り付き後は１５１００円を挟んでの一進一退が続きますが、１０時半を過ぎた頃から上を目指す展開となり、プラス圏に浮上します。

　午後も買いが優勢で、１５２００円を上回りますが、１時半頃からは相場が反転し、寄り付き値付近まで下げてしまいます。　しかし、下値も限定的で、再び右肩上がりとなりました。

　引けにかけては水面下の浅いところでもみ合う展開となり、大引けは１５１４０円の２０円安で終了しました。

　銃乱射事件はどうやら「イスラム国」が絡んでいるような感じですので、他に飛び火しないと良いのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは反落してしまいましたが、３連騰の後なので、良い休憩になったのではないでしょうか。　乱射事件も計画性があったようにも見えませんので、落ち着けば再び戻してくると思います。　今夜あたりから再スタートするかも知れません。

　一方日経平均株価は、小幅安で終了しました。　午後から為替の影響を受けて下げてしまいましたが、場中に昨日の高値を抜いていますので、上への方向性には変わりは無いと思います。　スピード違反よりは、このぐらいの方が良いんじゃないですか。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　明日は週末、明日高ければ来週も期待できそうです。　来週の水曜日にFOMCがあり、週末には日銀金融政策決定会合がありますので、この辺りまでは底堅い相場になれば良いと勝手に考えています。

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