明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年10月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは最初のうちはマイナスだったのですが、時間と共に回復し、後半は±０を挟んでの一進一退となりました。　引けにかけては買いが優勢で、１６４００ドル近くまで上げて終了しました。　大きく上げた翌日だっただけに、短期の利食いもあったようですが、結果的にそれらをこなした形です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅安の寄り付きとなりました。　為替が円高に動いていたのが原因のようです。　寄り付き後もプラスになる事無く、１５０００円付近まで下げてしまいました。

　午後も円高の動きが継続し、日経平均先物もそれに同調するように、右肩下がりの展開が、２時頃まで続き、それ以降は１４８００円付近でのもみ合いに変わります。

　引けにかけても、もみ合う展開が続き、大引けは１４７８０円の３４０円安で終了しました。

　昨日は一昨日とは真逆の動きが出たのですが、本日はそのまた真逆の動きとなってしまいました。　簡単には方向性が出ないようです。　明日、戻せば良いのですが、米国市場や為替の動きによって、下値チャレンジの相場も考えておく必要がありそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは大きく続伸とはなりませんでしたが、小幅でも続伸は続伸ですので、今夜も期待したいところなのですが、前日の場中の高値は抜けていませんので、微妙なところです。　出来高も少なかったようですので、まだ売り物が残っている可能性も否定はできません。

　一方日経平均株価は、為替の円高の流れに屈してしまい、大陰線を付けてしまいました。　これで行って来いになってしまい、昨日の上げはいったい何だったのでしょう？　安倍内閣の閣僚二人が辞任して円が売られ、新閣僚が決まって円が買われたと考えるべきなのでしょうか？　どちらにしても円高の流れは止まっていません（15：30）ので、このままでは、明日も株は安くなるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　日経平均が上昇するためには、為替の円高が止まらないといけません。　ここから下に行っても、慌てなくても良いようなポジションを取りたいものです。　ただ、騰落レシオが再び６９まで下がってきましたので、底は近いのも確かだと思います。

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