明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年10月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から、大量の売りに押され、一気に１６０００ドルを割り込んでしまいました。　その後すぐに１６２００ドル付近まで戻しますが、その後再び売りが優勢となり、右肩下がりの展開で、寄り付き直後の安値を下回るところまで下げてしまいました。　しかし、後半戦は逆に右肩上がりの展開となり、１６２００ドルに迫って大引けとなりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下落して寄り付きました。　その後は１４７００円を挟んでのもみ合いが続き、もみ合いながらも少しずつ値位置を上げ、お昼頃には１４８００円付近まで戻しました。

　午後も同じようなもみ合いが続いていたのですが、１時半を過ぎた頃から下げ始め、寄り付き値付近まで戻ってしまいました。

　引けにかけては、少し反発するかに見える時間帯がありましたが、結局戻しきれず、大引けは１４７２０円の３５０円安で終了しました。

　今日も大きく下げてしまいました。　株高は国策だったはずなのですが、米国株安にはかなわないようです。　エボラ不安が大きいのでしょうか？　アフリカの後進国では無く、アメリカは世界一の先進国ですので、パンデミックは無いと思うのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　昨日、いくら何でも・・・と申し上げましたが、まだ下があったようです。　しかし、昨日の値動きで、前半と後半では正反対の動きでしたので、セリングクライマックスの可能性が高いのではないかと考えています。　出来高も多く、ローソク足には長い下ヒゲが付き、とりあえず一旦上に行かないと、下にも行けないところまで下げたのではないでしょうか。　今夜こそは反発に期待したいところです。

　一方日経平均株価は、今日も大きく下げてしまいました。　米国株高と為替の円安で上げてきた相場ですので、後ろ盾がなくなれば、仕方のないところです。　しかし、米国同様そろそろ反発します。　出来高も多く、直近で三空が完成しましたので、「三空叩き込みに買い向かえ」の格言通り、今日、勇気をふるって買い向かった人が報われる相場であって欲しいものです。　有名な逆張り指標で、２５日移動平均線との乖離率、サイコロジカルライン、ストキャスティクス、ＲＳＩ、ＲＣＩ、全て買いシグナル点灯中です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　アベノミクスにとって、株安は致命的ですので、これ以上の下落は好まないはずです。　何としてでも株安を阻止しに来るはずです。　為替介入は無いと思いますので、買い支えてくるのが手っ取り早いのでしょうね。　ＮＹダウが反発すれば、必要無いのですが・・・。

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