明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から大きく下げますが、すぐに下げ渋る動きとなり、１７０００ドルに乗せての一進一退相場に変わります。　終盤に±０に迫る場面がありましたが、大引けはマイナスでした。　しかし、何となく、目先の底が入ったかのような動きのようにも見えますね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後も売りに押されて右肩下がりの展開となり、二段下げのような形で、１１時２５分頃に１６０７０円まで下げました。

　午後は反対に、もみ合いながらですが、右肩上がりの展開で、少しずつ回復して行く動きがでます。　午前の円高の流れが止まったためだと思います。

　引けにかけては売り買いが交錯するような動きで、大引けは１６１４０円の１７０円安で終了しました。

　９月相場が終わり、明日から名実共に１０月相場が始まります。　朝８時５０分に日銀短観が発表されます。　開けてみなければ分かりませんが、結果によっては相場を左右する可能性もありますので、大変気になります。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ローソク足は長い下ヒゲが付き、目先の底を打ったような形になっていますが、２５日移動平均線を下回ってしまいましたので、今のところどちらとも言えないのが実情です。　今夜の動きが大事ですね。

　一方日経平均株価も、下落してしまいました。　場中にボリンジャーバンドの＋１σを割り込みますが、引けではしっかり戻していますので、上昇トレンドは継続しています。　しかし、９月後半の動きだけを取って見ると、１６２００円を挟んでの一進一退を繰り返しているようにも見えますので、どちらにブレイクするかで今後が決まるような感じです。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近でのもみ合いを予想します。　しかし、日銀短観の結果しだいでは、どちらかに振れる可能性もありますので、気を付けたいところです。

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