明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは最初のうちは、前日の終値を挟んでのもみ合いだったのですが、その後は右肩上がりの展開で、順調に値を上げて行き、１７２００ドルに乗せて大引けとなりました。　新築住宅販売の大幅増加を好感と伝わっていますが、米国において、新築住宅の市場規模は知れていますので、これは単なる言い訳で、実際は売られ過ぎていた事の反動なのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　寄り付き後は１６２５０円を挟んでのもみ合いが続き、１０時半頃からは少し値位置を上に上げてもみ合う展開に変わります。

　午後は１６２５０円より少し上でのもみ合いが、長い間続きます。

　引けにかけては本日の高値付近で推移し、大引けは１６２８０円の１８０円高で終了しました。

　本日は権利付き最終売買日で、権利を取る動きもあったのかも知れません。　明日は権利落ちで８０円程度下げて始まりますが、即日それを埋められるかに焦点が集まりそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは２日間下げた値幅の半分以上戻しましたので、下げた原因を折り込んでしまったのかも知れません。　しかし、値動きが少し荒っぽいような感じを受けますので、今夜は修正が入り、少し下げるのではないかと考えています。

　一方日経平均株価は、非常に強い動きとなりました。　ボリンジャーバンドの＋２σの上に再び戻ってきて、年初来高値の高値引けとなりました。　出来高も多く、どこまで上がるか分からないような感じなのですが、過去の統計では、１０月はあまり良くないそうですので、おかしいと思ったら、すぐに逃げられるようにだけは、しておきたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　米国の調整分と権利落ち分を合わせて１００円以上下げて始まりそうです。　その後の動きで１０月相場が占えそうです。

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