明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは、月曜火曜と続落となり、目先の天井を付けたようです。　日中の動きも、右肩下がりの展開が続きました。　終盤に反発を思わせるような動きがありましたが、引けにかけて売り直され、安値引けとなりました。　ユーロ圏の景気が悪くなってきている事や、米軍がシリア領内のイスラム過激派「イスラム国」の拠点への空爆に踏み切ったことも懸念材料とされています。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　しかし、すぐに買いが優勢となり、急速に戻して行き、±０まであと少しのところまで戻しましたが、それ以上は戻せず、１６１００円付近でもみ合う展開に変わります。

　午後は少し下げてしまいますが、２時台に入ると再び１６１００円レベルまで戻しました。

　引けにかけても状況は変わらず、大引けは１６１００円の６０円安で終了しました。

　日本が休日の間に、ＮＹダウは２００ドル以上も下げたのですが、日経平均にはそれほど影響が無かったようです。　もっと下げても不思議では無いのですが、どうしたのでしょうか？　国の方針が株高ですので、しっかり買い支えているのかも知れませんね。　ここで急落すると、増税が出来なくなってしまいますからね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を割り込み、かなり危うくなってきました。　ボリンジャーバンドも急速に幅を狭めてきていますので、近いうちにどちらかに大きく振れそうです。　米国は、利上げも控えていますので、上に振れる事は考えにくい状況です。

　一方日経平均株価は、今日のところは思った以上に底固い値動きでした。　しかし、油断は禁物です。　「米国こけたら皆こけた」と言う状況は変わらないと思いますので、米国しだいでどちらにでも傾きます。　今日のところは最初の窓を埋めましたが、下にはあと二つ窓が開いていますので、そのあたりまで下げる可能性も否定はできません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＮＹダウは２日下げていますので、下げ一服の可能性があると思います。　しかし、それが底だとは思っていません。　更なる下げも想定できますので、油断はしない方が良いと思います。

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