明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から買いが入りますが、すぐに右肩下がりの展開となり、±０付近まで戻しました。　後半は乱高下の末、大引けはプラス圏で落ち着きました。　ＦＯＭＣの結果を受けた動きだったのですが、方向性が出たようにも見えませんでした。　結果を簡単に言えば、利上げは急がないと言う事だと思いますが、いずれ利上げはあり、株価は史上最高値となると、強弱が交錯するのも仕方のないところかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　寄り付き後は、もみ合いとなりますが、１０時を過ぎた頃から上昇が始まり、１６０００円にタッチする場面がありました。

　その後は１６０００円の少し下で、動かなくなってしまいます。　午後になっても動きを見せなかったのですが、現物の取引が再開された頃から値位置を上げ、１６０００円に乗せてのもみ合いに変わりました。

　引けにかけても１６０００円付近での推移が続き、大引けは１６０００円の２００円高で終了しました。

　ＮＹダウそのものは、大きな上昇では無かったのですが、為替が１０８円台に入り、場中も円安の流れが継続していた事を好感した結果でした。　しかし、急激に円安が進んでいますので、どこで反転するのかが気になります。　一方通行の相場は考えにくいのと、円安になればなるほど逆の値幅も大きくなりますので、気を付けたいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　当然史上最高値を更新し、強い相場なのですが、日中の動きを見ていると、方向性が決まらないような動きで、長い上ヒゲが付いてしまいました。　今のところの方向性は上のようなのですが、スコットランドの件もありますので、今夜の動きが重要です。

　一方日経平均株価は、為替の円安によって、大きく持ち上げられました。　気になっていたアイランドリバーサルにはならず、窓を空けて上昇し、方向は上だよ！と言わんばかりの、しっかりした相場でした。　ボリンジャーバンドも、＋２σのところまで上昇し、今後も上を目指せるような形になっています。

　明日の日経平均株価予想は、お休みします。　理由は、スコットランドの住民投票です。　投票はすでに始まっており、日本時間の明日の朝６時に締め切られます。　大勢が判明するのは、日本時間の午後になるようですが、出口調査をするのなら、その結果や、開票の途中経過などで、為替が一喜一憂するのではないかと考えています。　ポンド/円がどう動くのか？　それによってドル/円に与える影響は？　全く見当もつきません。

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