明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは最初のうちは、軟調な場面があったのですが、途中から急激に上昇し、一気に史上最高値を更新しました。　何故かまだ発表されていないＦＯＭＣの結果で、早期の利上げは無いと言う事が伝わったようです。　終値では、史上最高値を更新する事は出来ませんでしたが、当日の高値圏で大引けとなりました。　まだ発表されていないＦＯＭＣの結果を先食いしてしまいましたので、逆の目が出た場合は、大変な事になるかも知れませんね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　米国市場が良かっただけに、１６０００円乗せを期待したのですが、全くそうはならず、もみ合いながら下げて行き、１０時前にはマイナス圏に沈んでしまいました。　その後は±０を挟んでのもみ合いになるのですが、米国のような強さはありません。

　午後は±０の少し下でのもみ合いが続きます。　しかし、時折、売りが勝る場面があり、２時台には一段下げてのもみ合いに変わりました。

　引けにかけても力は無く、更に売り込まれる事態となり、大引けは１５８００円の６０円安で終了しました。

　元気の良い米国市場に比べて、日本市場が弱いのは、何か理由があるのかも知れません。　為替が円高に大きく振れた訳では無いので、何となく理由の分からない不気味さを感じます。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは史上最高値付近に位置し、今夜ＦＯＭＣの結果が出てくるのですが、昨日先に上がってしまっていますので、今夜の予想はどうなるか分かりません。　金利の話はしないかも知れませんね。

　一方日経平均株価は、軟弱な一日でした。　アイランドリバーサルの４日目で、アイランドの部分が続いています。　しかし、実際は調整中のようで、東証一部で１０００銘柄以上の株が下げていました。　ここまで為替と米国市場に支えられてきましたが、株は下げたがっているようにも見えますので、ＮＹダウが反落したり、為替が円高方向に動けば、一旦買いは手仕舞った方が良いかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　為替も一気に円安に動いてきましたので、そろそろ押し目を入れても良い頃です。　長期的には円安だと思いますが、目先は気を付けた方が良いと思います。　ＮＹダウと為替の後ろ盾がなくなれば、今の日本株は弱いと思います。

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