明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月16日

本日の日経平均先物の動き

　日本が連休中のＮＹダウは、週末下げて週初戻し、行って来いと言う結果でした。　今夜からＦＯＭＣが始まりますので、方向性は出なかったようです。　しかし、このところの動きは、下値切り下げ型になっていますので、悪材料に弱いような感じです。　スコットランド独立の住民投票も近づいていますので、難しい時期に差し掛かっているのでしょうね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　寄り付き後はもみ合いが続きます。　１０時台に入ると、一時１５８００円を割り込む場面がありますが、その後は落ち着きを取り戻します。

　午後になると、突然急落します。　地震の影響です。　東日本大震災の記憶が残っているのでしょう。　しかし、重大な被害は無かったようで、すぐに立ち直り、もみ合いながら２時前には１５８５０円付近まで戻しました。

　引けにかけては１５８５０円付近でのもみ合いが続き、大引けは１５８６０円の２０円安で終了しました。

　連休明けの日本市場は様子見相場だったようです。ＦＯＭＣ前、スコットランドの住民投票、そしてイスラム国の問題など、不透明要素が満載ですので、米国同様難しい相場です。　無理して相場に参加しても、利益の出にくい時期ですね。　やるのなら、日経平均と連動しない個別株の方が良いのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　日本が連休中のＮＹダウは、行って来いと言う結果でした。　連日２５日移動平均線を割り込みますが、引けでは戻している、強いのだか弱いのだか、よくわからないような相場ですが、終値で２５日移動平均線を割り込めば、調整が長引きそうな感じですので、気を付けたいところです。

　一方日経平均株価は、様子見相場です。　ローソク足チャートを見てみると、１１日に窓を空けて上昇し、そのレベルで３日間もんでいる状態ですので、今後上に行けば良いのですが、窓を空けて下落してしまうと、アイランドリバーサルと言う形になってしまいますので、気を付けたいですね。　アイランドリバーサルとは、離れ小島のように見えることからこう呼ばれますが、トレンドが転換することが多いようです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの推移となりそうです。　為替に連動しにくくなっていますので、米国市場が動かなければ日本単独では動けません。

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