明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは最初のうち、マイナス圏で推移し、１７０００ドルを下回っていたのですが、途中から上を目指す展開となり、プラス圏に浮上しました。　引けにかけてもしっかりした動きで、高値付近で終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１５９００円で寄り付きました。　為替も１０６円台後半まで円安が進んだ事も、上げた一因だったようです。　寄り付き後は、それ以上買い上げる動きはありませんでしたが、概ね１５９００円のすぐ下あたりでのもみ合いが続きました。

　午後はもみ合いの値位置を少し上げ、１５９００円台に乗せてのもみ合いが長く続きました。

　引けにかけても高値圏でもみ合い、大引けは１５９１０円の１１０円高で終了しました。

　今日はＳＱ前日だったのですが、良く上がりました。　為替は場中に、とうとう１０７円台に到達しました。　でも、日経平均先物はそれほど反応しなかったのは、今後円安は、歓迎されない時期が来るのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の下げの半分程度戻しましたが、寄り付き直後に安値を切ってしまっていますので、今のところこれで安心と言うわけには行かないようです。　今夜の動きで今後の動きを占えそうです。

　一方日経平均株価は、寄り付きから窓を空けて上昇しました。　しかし、ＮＹダウの方向性が決まっていない事や、為替の円安が１０７円を見たことで、達成感が出そうです。　そして、本日の東証一部で、値上がり銘柄より、値下がり銘柄の方が多かった事が気になります。　騰落レシオも高い所まで上がっていますので、目先の天井が近いと感じているのは私だけでしょうか？

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　明日はＳＱで、ＳＱを通過すると相場の方向性が変わる事はよくある事です。　明日は３連休前の最終売買日ですので、手仕舞いが出やすい事も想定しなければなりません。

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