明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付きから安く、反発するような動きも無く、後半に一時１７０００ドルを割り込んでしまう場面もありました。　大引けでは１７０００ドルに乗せて終了しましたが、少し雲行きが怪しくなってきました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後は、いつものように動きません。　１５７００円を下回るレベルでのやり取りが続きます。

　午後も同じような動きだったのですが、１２時半を過ぎた頃に、突然上昇が始まります。　そして、２時前頃には１５８００円に到達しました。

　引けにかけては高値圏でのもみ合いが続き、大引けは１５８００円の５０円高で、高値引けとなりました。

　今日は午後から突然動き出しました。　為替の円安の影響も否定はできませんが、為替とは少し違う動きだったようです。　おそらくＳＱに絡む動きだと思いますが、今回の水曜波乱は、上への波乱だったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは、長い陰線となってしまいました。　終値での史上最高値は更新できていませんが、長い陰線を付けた事で、調整入りが濃厚となってしまったかも知れません。　時に株価は間違う事がありますが、もしそうなら、今夜きっちり戻すはずです。　今夜戻さなければ調整入りと判断するべきでしょう。　

　一方日経平均株価は、為替の円安のおかげで、元気になりました。　しかし、このところの高値もみ合いの値幅をブレイクした訳ではありませんので、新たなる上昇トレンドが発生したと言うのは、時期尚早なのかも知れません。　明日、高値もみ合いの値幅をブレイクしたなら、１６０００円が見えてくるでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ＮＹダウが弱そうなのと、一気に円安になりましたので、そろそろ止まるのではないかと考えています。　そして、騰落レシオが１２０を超えてきましたので、こちらも気を付けたいですね。

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