明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは寄り付きからマイナス圏での値動きとなり、何度か浮上しようとする場面がありましたが、どうしても買いが続きません。　史上最高値圏ですので、強気と弱気が交錯し、動きが取れないような感じなのかも知れません。　あまりモタモタが長く続くと、一旦下へ振れ安くなりますので、気を付けたいところです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　為替が１０６円台に入っていましたので、それを好感したようです。　しかし、高寄りはしたものの、今日も上値を追う展開にはならず、１５８００円の少し下でもみ合う展開が続きます。　１０時半を過ぎた頃に、少し下へ振れますが、すぐに立ち直り元の位置まで戻ります。

　午後も値位置には変化は見られず、長い時間もみ合いが続きました。

　引けにかけては少し値を崩す動きが出て、一時±０まで下げる場面がありましたが、大引けは１５７５０円の３０円高で終了しました。

　為替の円安が進んでいるにも関わらず、日経平均は思うように上昇できません。　これ以上の円安は全体として必要ないと言う事なのか？　それとも増税後の消費が戻らないからなのか？　どちらにしても、今後「円安＝株高」の考え方は、捨てた方が良い時期が来るのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はまちまちの結果でした。　ＮＹダウは、前日、史上最高値に最接近し、一気に抜き去る事は出来ませんでした。　今夜、再挑戦し、更新する可能性もあるのですが、もし下げるとダブルトップのような形になりますので、少し雲行きが怪しくなってきます。　そうなると、日本にも影響してきますので、何としてでも踏ん張って欲しいところなのですが・・・？

　一方日経平均株価は、プラスで引けたものの、５日連続の陰線となってしまいました。　週末にＳＱが控えていますので、動きにくいのは分かるのですが、何か嫌な気配を感じずにはいられない心境です。　今週は何もしない方が良いのかも知れませんよ。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　明日はＳＱ前の水曜日です。　ここまで上値が重いと、買いポジションを外す動きが出ても不思議ではありません。　上を買ってくれる投資家がいないのなら、買いポジションを持っていても儲かりませんからね。

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