明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月8日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後からマイナス圏に突っ込みます。　しかし１７０００ドルに近づいたところで反発が始まり、右肩上がりの展開で、プラス圏に浮上し、引けにかけても堅調な動きで、高値引けと言う結果となりました。　史上最高値まで、あと少し・・・並んだと言っても良いかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い寄り付きとなりました。　しかし、その後すぐに売りが優勢となり、一気にマイナス圏に沈みます。

　売り一巡後は再びプラス圏に浮上しますが、買いも続かず、その後は前日比変わらずを挟んでのもみ合いに変わります。

　午後は、同じ位置でもみ合う展開が続いていたのですが、１時を過ぎると少し値位置を下げてしまいます。

　引けにかけては今度は買いが優勢となり、一気にプラス圏に浮上し、大引けは１５７２０円の３０円高で終了しました。

　今日は終日方向感の無い展開でしたが、終盤に何やら上に行きそうな気配が感じられました。　今はまだ、調整中ですが、そろそろ動き出すのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは雇用統計の数字が悪かったため、少し荒れる展開でしたが、早期の利上げが無いと言う判断から、買い進まれたと解釈することができます。　来週にＦＯＭＣが開催されますが、その結果は見えましたので、今夜は史上最高値を更新する可能性が高まったようです。

　一方日経平均株価は、現在日柄調整中で、なかなか方向性が出ません。　頼みの綱である為替も、現在日柄調整中ですので、仕方のないところです。　米国の利上げが遠のくと、金利差が出ないので、これ以上の円安は望めないかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＮＹダウが元気なので、それに便乗して上げるのではないかと考えています。　ただ、国内景気の落ち込みが、戻っていません。　そして、日銀も何もしないようなので、どんどん上を目指す展開にはなりにくそうです。

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