明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年9月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高の、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは寄り付き後、一旦下げてしまいます。　しかし、すぐに立ち直り、プラス圏まで戻しますが、後が続かなかったようで、再び下げが始まり、寄り付き後の安値を割り込んでしまいました。　後半は少し戻しましたが、±０までは戻し切れません。　雇用統計を通過するまでは、こんな感じなのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、上昇の始まりとなりました。　昨日に引き続き、為替の円安のおかげで、持ち上げられてのスタートです。　その後は動きません。　１５８００円付近での横ばいが続きます。

　午後はもみ合いながら、少し上を目指す展開になりかけるのですが、高値を買う投資家が少なかったのか、再びもみ合いに戻ってしまいます。

　相場が動いたのは２時前ぐらいの事です。　方向は下です。　２時台に、反発する場面もありましたが、その後再び下を向いてしまいます。

　引けにかけても下落は止まらず、大引けは１５７００円の３０円高で終了しました。

　マイナスにはなりませんでしたが、陰線引けとなりました。　為替の円安だけで上がった相場ですので、為替が反転すれば、日経平均も反転するようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは史上最高値を前に足踏み状態が続いています。　一目均衡表の雲に、磁石のように引っ張られているようにも見えます。　明日はＡＤＰ雇用統計、明後日は本チャンの雇用統計ですので、今夜も大きくは動かないのではないかと考えています。

　一方日経平均株価は、為替の円安のおかげで上昇しました。　しかし、円安に陰りが見られ、陰線になってしまいました。　今後、更なる円安も考えられますが、少しスピード調整が入りそうなので、日経平均もそれに同調するのではないでしょうか。　日経平均株価と日経平均先物が逆ザヤになっているのも気になります。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　明日は、日銀金融政策決定会合の結果が出てきます。　追加緩和があるのかどうかは分かりませんが、有れば上？、無ければ下？・・・予想は難しいです。

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