明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年8月11日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　ＮＹダウは最初のうちは前日の終値付近で方向性の無い相場だったのですが、途中から値位置を上げてのもみ合いに変わり、更に後半はもう一段値位置を上げました。　引けにかけては右肩上がりの展開で、高値付近で大引けとなりました。　前日とは全く違う市場のようで、弱気から強気に一転しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１５０００円を上回って寄り付きました。　米国株反発と、為替も円安になり、１０２円台に戻していた事が功を奏したようです。　しかし、寄り付き後は少し下げ気味に推移し、１５０００円を割り込む場面が２度ほどありました。

　１０時を過ぎて２度目の１５０００割れの後、相場は右肩上がりの堅調な動きに変わり、その後１５１００円付近で安定した相場が続きました。。

　引けにかけても高値付近でのもみ合いが続き、大引けは１５１３０円の３７０円高で終了しました。

　台風一過、今日は朝から良いお天気で、それが乗り移ったかのような、気持ちの良い相場でした。　今日一日だけの動きで相場が反転したと決めつけるのは、時期尚早なのかも知れませんが、その確率は結構高いのではないでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　ＮＹダウは長い陽線となり、かなり回復しましたが、７月３１日に急落した値幅には届いていません。　今夜しっかり続伸すれば、相場反転の可能性が高まりますが、方向性の無いような動きだと、反転したとは言えないので、今夜の動きが重要になってきます。　欲を言えば１６７００ドルを超えて欲しいのですが・・・？

　一方日経平均株価も、強い相場となりました。　ローソク足はたすき線です。　完全な反転パターンでは無いものの、強い形ではありますので、米国市場しだいではありますが、明日の続伸に期待しても良いのではないでしょうか。　一目均衡表の雲も、少しだけですが上抜いていますので、明日、しっかり続伸し、はっきり雲抜けして欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　世間はお盆休みで、少し出来高が少なかったようですが、週末に現金ポジションを増やして休みに入った方を置いて行くような相場になるかも知れませんね。

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