明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年8月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　ＮＹダウは前日比変わらず付近でのもみ合いで始まり、マイナス圏に沈む時間帯もありましたが、後半は右肩上がりの展開でしだいに上げて行くと言う結果でした。　ただ、相場反転を決定付けるほどの値幅では無かった為、今夜の動きも重要になってきます。　微妙ですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　しかし、その寄り付き値（１５５１０円）が高値となり、少し下げてしまいます。　そして、１０時台はさらに下げ、マイナス圏でのもみ合いが長く続く事になりました。

　午後になっても同じような展開が続きます。　週末にＳＱを控えて買いが入り辛い環境なのか？　それとも米国市場の下げはまだ、終わっていないと見る投資家が多いのかも知れません。

　２時前ぐらいからは、売りが優勢となり、一気に１５３００円まで売られます。　と言うより、売り崩された感じです。

　引けにかけては１５３００円台での推移が続き、大引けは１５３４０円の１２０円安で終了しました。

　少しだけですが、米国市場が反発したにも関わらず、日経平均は下げてしまいました。　今日は一切強さの感じられない相場でした。　明日はＳＱ前の水曜日です。　何となく嫌な感じです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小反発しました。　ＮＹダウは前日の安値を下回らなかった事は良いのですが、前日の下げ幅をカバーしただけで、一昨日の大陰線の領域には入れませんでした。　したがって、反発はしたものの、反転したかどうかは分かりません。　今夜も非常に大事な相場になりそうです。　続伸となれば、反転の可能性が高まりますが、反落であれば、値幅しだいで下かもみ合いかに分かれます。　運命の分かれ道ですね。

　一方日経平均株価は、米国株高にもかかわらず、下げてしまいました。　ＳＱ前、決算発表たけなわ、米国株の先行き不透明など、様々な材料が絡み合って出た結果なのでしょう。　チャートは２５日移動平均線を下抜けし、右肩上がりのボックスの下限まで下げました。　これ以上下げると、チャートが崩れてしまいますので、なんとかここらで持ちこたえて欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、今のところ全く分からないのですが、反発に期待したいところです。　日米両国にとって、株価下落は都合が悪いはず。　そろそろ国家権力で何とかしなければならないところまで来ているようにも思えます。　消費税再増税の件もありますしね。

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