明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年7月31日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウはプラスで始まったのですが、売りに耐え切れず、すぐにマイナス圏に沈んでしまいました。　途中、再びプラス圏に浮上するのですが、買いが続かなかったようで、もう一度マイナス圏に沈んで大引けとなったようです。　良い押し目と思う買いと、下落の始まりと思う売りが交錯し、方向性の無い相場でしたが、前者か後者かが判れば苦労しないのですが・・・。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　昨夜から為替が円安に振れ、一時１０３円台に乗せる場面もあり、それを好感したようです。　しかし、日本の時間帯に入り、徐々に円安方向に動き出し、日経平均先物は上値を買う手が引っ込み、寄り付き値付近でもみ合う展開となりました。

　１０時半過ぎ頃までは、１７５００円付近で耐えていたのですが、しだいに耐え切れなくなり、午後にかけて５０円ほど下げてのもみ合いに変わりました。

　２時を過ぎた頃からは、月末と言う事もあったのか？一気に売りが嵩み、マイナス圏に足を突っ込んでしまいました。

　引けにかけては前日比変わらず付近で推移し、大引けは１５６５０円の２０円高で終了しました。

　夜のうちに円安が進み、日本時間は円高・・・？　以前もそんな動きが見られたことがありますが、何故なのでしょうね？　外国人がドルを買い、日本人が円を買っているのか・・・？　値幅はドル買いの方が大きかったのですが・・・どちらが勝つかは見えているような気がします。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは続落となり、暗雲が立ち込めてきましたが、７月１０日の安値（直近の安値）は割れていませんので、相場が崩れたとも言えない状況です。　今夜反発すれば、まだまだ期待しても良いと思うのですが、雇用統計前の最終売買日でもありますので、手控えは仕方のないところです。　昨日の終値を挟んでうろうろするような感じでしょうか。

　一方日経平均株価は、高いところから陰線が引かれてしまいました。　あまり良い形とは言えませんが、寄り付きが高すぎて、ボリンジャーバンドの＋３σを上抜きそうな勢いだった為、仕方のないところかも知れません。　ついでに明日も調整で良いと思うのですが、日本の株式市場が終わった今、為替が円安方向に動き始めています。　何かの意図を感じるようなこの動き・・・怪しい怪しい！！

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替が１０３円に乗せるのなら、高く寄り付くと思うのですが、米雇用統計直前ですので、寄り付き後はあまり期待しない方が良いと思います。

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