明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年7月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　ＮＹダウは最初のうちはプラスだったのですが、途中から前日比変わらずを挟んでの推移に変わり、引けにかけては売りが嵩んでマイナスで終了しました。　前日のザラ場の安値を割り込んではいませんが、１７０００ドルを下回ってしまい、相場が怪しくなってきました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、前日の終値と同値の１５６４０円で寄り付きました。　ＮＹダウは下げましたが、為替が円安方向に動き、１０２円に乗せていましたので、差引ゼロと言ったところでしょうか。

　寄り付き後は１５６７０円まで上げますが、それ以上の上値は買われず、今度は一気にマイナス圏に沈みます。　しかし、今はダラダラ下げるような時期では無いようで、しだいに戻しはじめ、１１時頃には寄り付き直後の高値の１５６７０円に並んだところでのもみ合いに変わります。

　午後も大きな動きは無く、もみ合いながら前日比変わらず付近まで下げてきました。

　引けにかけても同じようなもみ合いが続き、大引けは１５６３０円の１０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は続伸です。　まちまちの結果ですので、実質日柄調整のようです。

　昨日の予想通り±０付近でもみ合う展開となりました。　今夜の米国株がどう動くのか注目です。　今夜はＦＯＭＣの結果が出てきますが、テーパリングを継続することに変わりは無く、それよりも、ＡＤＰ雇用統計の方に市場は注目していると思います。　どうなることやら。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を再び割り込み、その２５日移動平均線も僅かに下を向いてしまいました。　長らく続いた上昇トレンドは、ここで一旦終了するのか？　今夜のＡＤＰ雇用統計と、週末の米国労働省発表の雇用統計がカギを握っていそうです。

　一方日経平均株価は、続伸しましたが、値幅は僅かなもので、実質日柄調整と見るべきなのかも知れません。　でも、チャートは良い形になっています。　東証１部では、値下がり銘柄の方が多かったので、何か意図を感じますが、下げない事は良い事なので、スピードに気を付けて、ゆっくり上がって行ってもらいたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　もう少し、調整して欲しいのですが、為替の動きが円安に傾いていますので、下げる事は考えにくい状況です。　為替の円安がもう少し続けば、日経平均以外高も想定しておいた方が良いのかも知れません。

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