明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年7月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは雇用統計が市場予想を大きく上回った事を好感し、寄り付き直後から買いが優勢となり、とうとう１７０００ドルに乗せて、市場最高値を更新しました。　この日は半日取引だったのですが、午後の取引があれば、もっと上がったのではないかと思わせるような勢いでした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　しかし、昨夜から進んでいた円安が反転した為、それ以上の買いは入らず、寄り付き高値となり、１５４５０円付近でもみ合う展開に変わりました。

　午後も同じようなもみ合いで、１５４５０円の少し下での推移が続きます。　為替の円高方向への動きは続いていましたが、それと同じ動きにはならなかったようです。

　引けにかけても大きな動きは無く、大引けは１５４４０円の１２０円高で終了しました。

　米雇用統計は市場予想を大きく上回り、失業率も低下傾向にありますので、将来の利上げについても近い将来に触れなければならない時期が来るでしょう。　そうなると、為替は円安方向に動き出しそうです。　株は上がるが、ガソリンも上がりますので、複雑な心境ですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋２σを上回り、まだまだ上が有りそうな青天井の状態になっています。　イエレンさんが利上げ発言をするまでは、上げ続けるのかも知れません。

　一方日経平均株価は、米株高と円安に持ち上げられ、上昇しました。　しかし、結果は陰線です。　ＮＹダウは３連続陽線に対し、日本は３連続陰線です。　日経平均を上げさせない何かの力が働いているのでしょうか？　ただ、米国市場の上昇について行けていますし、円高にも影響が薄れている事は、良い事です。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、今夜の米国市場が休場で、手掛かり難の為、今日の終値付近での推移となるでしょう。　あとは為替がどう動いてくるのかが問題です。　陰線になるのか？　陽線になるのか？　やはり為替の動きしだいですね。

リンク