明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年7月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは、寄り付きから強い動きとなり、寄り付いた後も右肩上がりの展開で、１７０００ドルまであと少しのところまで上昇しました。　後半は多少の利食い売りも出ていたのか、少し下げましたが、ザラ場も終値も、史上最高値を更新しました。　今夜のＡＤＰ、明日の雇用統計を控えて、よく上げたものです。　大幅改善を先読みしたのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も買いが優勢で、１５４５０円まで上昇します。　しかし、上昇もそこまでで、すぐに寄り付き値付近まで戻ってしまい、その後は１５４００円付近でもみ合う展開が、長く続きました。　

　午後ももみ合いではあるものの、少し下げ気味に推移します。　楽観的な米国市場のようには行かないようです。

　引けにかけては、一旦１５３５０円まで下げますが、大引けは１５３８０円の７０円高で終了しました。

　今夜、21：15　ＡＤＰ雇用統計、24：00　イエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長発言、明日の夜　21：30　雇用統計、重要なイベントが目白押しですので、難しいはずの相場なのですが、・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１σを回復し、再び上昇志向の強い相場になって来ました。　勇み足でなければ良いのですが、万一逆の目が出れば暴落と言う結果になりますので、今の段階での楽観は、怖いような気もします。

　一方日経平均株価は、米国市場の恩恵を受け、直近のザラ場の高値を更新し、ボリンジャーバンドの＋１σの上に出てきました。　トレンドラインを引いてみると、右肩上がりのボックスの中にいるようなので、もう少し上が有りそうです。　目先の上値は１５６００円を超えそうです。　但し米国しだいですが。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　本当のところは、ＡＤＰやイエレン発言を米国市場がどうとらえるかによって、結果は変わってきますので、上昇期待と言う事にしておきます。

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