明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは、寄り付き直後はマイナスだったのですが、その後は前日比変わらずを挟んでの一進一退相場が終日続き、結果的に辛うじてプラスで引けたと言った感じです。　売り買いが交錯する値段帯なのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　寄り付き後は、為替の方向が珍しく円安方向だった為、すぐに買いが入り１５０００円を回復します。　しかし、一方的な動きにはならず、その後も１５０００円に突っかけると、頭を叩かれると言うような動きが繰り返されます。

　午後も同じような展開で、高いところを買う資金が入って来ません。

　引けにかけては１５０００円を下回るレベルでの推移が続き、大引けは１４９９０円の７０円高で終了し、１５０００円には届きませんでした。

　米国では、今夜からＦＯＭＣが始まりますので、それが気になって動けなかったのでしょうか？　大きな政策変更は無いと思うのですが・・・。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　値位置は上向きの２５日移動平均線の少し上で、何とか上昇トレンドを維持しているような感じです。　しかし、今夜はＦＯＭＣの初日ですので、おそらく同じような感じで、動きが出にくい事も予想できます。

　一方日経平均株価は、本日上昇しましたが、１５０００円の壁に阻まれ、何となくスッキリしない状況です。　米国の方向性が定まらない以上、こんな動きが明日も続きそうです。　上昇トレンドは継続中ですが、動きが出るのはＦＯＭＣ後になりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じように１５０００円付近での推移となりそうです。　為替の動きに一喜一憂するような相場になるでしょう。

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