明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月16日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは、寄り付き後にマイナスになる場面がありましたが、概ねプラス圏で推移し、続落後の小反発となりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、下落の始まりとなりました。　為替が日本の時間に入り今日も円高方向に動き出しました。　午前中は１５０００円付近で円高に耐えていたのですが、午後に入ると耐えきれず、値を崩してしまいました。

　２時前には１４８５０円まで下落し、その後少し戻しますが、反発とまでは言い難い戻し方です。

　引けにかけては１４９００円の少し上でもみ合い、大引けは、１４９２０円の２２０円安で終了しました。

　東証１部は弱い状況だったのですが、２部やマザーズ、JASDAQは上昇していましたので、買いの意欲は無い訳では無いようです。　１部の騰落レシオが高い所まで来ていますので、手控え気味になっているのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　しかし、反発力が弱く、調整終了とまでは言えない状況です。　２５日移動平均線は上向きで、株価はその上にいますので、トレンドは上なのですが、もう一度下値模索の可能性を残していると思いますので、もう一度下げたところが押し目なのではないでしょうか。

　一方日経平均株価は、弱い展開になりました。　先週末の大陽線を半分以上無くしてしまうような下げ方です。　騰落レシオも１３２.３１で、かなり過熱していますので、少し冷ます必要があるのかも知れません。　米国市場も不安定ですので、上を目指すのは、もう少し先になるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ＮＹダウが下落し、日経平均が安く寄り付き、その後少し戻しに入ると言うようなシナリオを描いています。

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