明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付きから大きく下げ、その後も軟調相場が続きました。　世界銀行が世界成長率見通しを引き下げたことが嫌気したとされていますが、高い位置にいましたので、それが利食いのきっかけとなったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１５０００円を割り込んで寄り付きました。　その後少しもみ合っていたのですが、９時半を過ぎた頃から値を崩し、１４８５０円まで下げました。

　その後は戻しに入り、寄り付き値を超え、１５０００円にタッチします。　しかし、それ以上は戻せず、調整に入ります。

　引けにかけては再び買いが優勢となり、大引けは１５０００円の６０円安で終了しました。

　ＮＹダウの大きな下落の影響で、結果的に下げてしまいましたが、下髭の長い陽線が出ましたので、そろそろ調整が終わったようにも見えます。　明日はＳＱ、そして日銀金融政策決定会合の結果が出てきます。　どうなることやら？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは、大きく下落しましたが、ボリンジャーバンドの＋１σはキープしていますので、上昇トレンドには影響が無いと考えます。　世界銀行の話題はたいしたことのない話だと思いますので、今夜はおそらく戻してくるでしょう。

　一方日経平均株価も、下落しましたが、２５日移動平均線と７５日移動平均線がゴールデンクロスしました。　そろそろ調整終了で、明日からは上を目指す展開になりそうです？

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱ明け、そしてお昼頃に日銀金融政策決定会合の結果が出てきます。　今回も何もないと言う声も聞かれますが、そろそろ動かないと次の増税が出来なくなります。　黒田さんは財務省出身ですので、増税賛成派だと思います。　インパクトのある政策に期待したいと思います。

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