明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の勢いを引き継ぎ、強い動きとなりますが、これまで一気に上げてきただけに、売り物に押される時間帯もありました。　しかし、引けではしっかり立ち直り、プラス圏で終了しました。　勿論、史上最高値更新です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値と同値の１５１３０円で寄り付きました。　その後少し買われて１５１９０円まで上昇しますが、今日もまた、為替の方向が円高だった為、それ以上は上伸できず、９時半頃からは右肩下がりの展開で、マイナス圏に沈んでしまいました。

　午後も円高の流れは変わらず、日経平均先物はじわじわと値を消し、２時半頃にはとうとう１５０００円を割り込んでしまいました。

　引けにかけても反発の動きは無く、大引けは１４９７０円の１６０円安で終了しました。

　何故か今日も日本の時間帯に、円高の動きとなりました。　１５０００円付近に留めておきたい人たちが多いようです。　ＳＱの週ですのでいろんな思惑が交錯しているようですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは結果的にプラスで終了し、史上最高値を更新しましたが、方向性に陰りが見えてきたようです。　利食いが出ても当然の値位置ですので、少し調整するかも知れません。　少し休んで再出発と言ったところでしょうか。

　一方日経平均株価は、またもや陰線で、１５０００円を割り込んでしまいました。　２５日移動平均線との乖離が大きいので、上がって来るのを待っているようにも見えますが、少し下を試すような形にも見えなくはない、微妙な状況です。　トレンドはボリンジャーバンドの＋１σより上ですので、今のところは上昇トレンド継続中です。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　米国が調整しそうなので、米国にお付き合いしそうです。　今週は調整週で、動きが出るのは来週からになりそうです。　「休むも相場」のようですね。

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