明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはプラスで始まり、一時マイナス圏まで売り込まれます。　しかし、その後は右肩上がりの展開で、１６８００円を超えて行きました。　後半は高値圏でもみ合う展開が続き、大引けも高いところで終了しました。　勿論、史上最高値更新です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　しかし、寄り付き直後に付けた１５１５０円を高値とし、値を消す展開が続き、１０時台にはマイナス圏に足を突っ込む場面が何度か見られました。

　午後は午前の安値を割り込む場面がありましたが、その後少し回復し、１５１００円台まで回復しました。

　引けにかけては、売りが優勢となり、３時過ぎに三度目のマイナス圏に足を突っ込みますが、大引けは１５０９０円の３０円高で終了しました。　現物の日経平均株価は、小幅マイナスでした。

　米国市場が高く、日本市場がしょぼい！　今夜の雇用統計は米国の指標なのですが、米国よりも日本市場の方が気になるようです。　変ですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に元気に上昇しました。　ＮＹダウは、はっきりと史上最高値を更新し、非常に強い動きとなっています。　雇用統計前日にも関わらず、これだけ上昇できると言う事は、結果はどうあれ、通過後は高いのかも知れません。　ADPが悪くても売られなかった事から、多少悪い程度なら、売られないと考えるべきなのでしょうか？　どちらにしても蓋を開けて見ないと分かりません。

　一方日経平均株価は、日柄調整が続いています。　ボリンジャーバンドの＋２σを下回ってきましたので、そろそろ動き出しても良い頃なのですが、米雇用統計が気になって動けないようです。　当の本人が気にしていないのに・・・。　ただ、日本株にとって為替が気になると言うのが正解なのかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計前ですので、お休みします。　今夜も為替の乱高下が見られ、その後の方向に注目したいと思っています。　来週は、円安なら当然上ですが、Neutralでも上かも知れません？？？

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