明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付きマイナスから始まり、売りをこなした後は、プラス圏に浮上し、小高いところで大引けまでもみ合いました。　ＡＤＰ雇用統計が予想に届かず、為替も含めて乱高下したようですが、結果的にプラスで終われた事は、強い相場だと言うべきなのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、上昇の始まりとなりました。　寄り付き後に１５１５０円までありましたが、これを高値とし、値を消す展開となり、プラス圏ではあるものの、調整色の強い相場になりました。

　午後も右肩下がりの時間帯があり、マイナス圏に足を突っ込み、１５０００円に迫りますが、そこは何とか踏ん張る事が出来、その後は再びプラス圏に戻ってきました。

　引けにかけても危うい動きが出て、プラスで終われるかどうか・・・と言う場面がありましたが、大引けは１５０６０円の２０円高で終了しました。

　ＡＤＰは出てきましたが、本チャンの雇用統計は金曜日です。　それまでは、今日のような相場が続きそうですね。　

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは場中にボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまいましたが、終値ではしっかり戻し、ローソク足は陽線で終了しています。　上昇トレンド継続中でイベント通過待ちと言ったところでしょうか。　ＡＤＰは市場予想に届きませんでしたが、それでも結果的に上昇しましたので、強い相場と見るべきだと思います。

　一方日経平均株価は、終値で４月の高値を抜きました。　ぎりぎりですけどね。　それに陰線と言うのが気に入りません。　米国ほどは強くないようです。　そして、多くの逆張り指標が過熱していますので、今週は上がらない方が良いのかも知れません。　日柄調整継続中です。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　為替の影響で、一時的に下振れも視野に入れておいた方が賢明だと思います。　日本時間は円高の傾向が強い日が続いています。　要注意！

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