明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年6月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果で戻ってきました。　ＮＹダウはプラスで始まりますが、一旦値を消す展開となり、マイナス圏まで売り込まれます。　しかし、売り一巡後はプラス圏まで戻し、寄り付き後の高値の上に出て、１６７４０ドル付近でもみ合いの展開が長く続きました。　当然、史上最高値更新の強い相場です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１５１００円で寄り付きました。　久々の１５０００円台です。　しかし、寄り付き高値となり、１５１００円を下回るレベルでのもみ合いとなりました。

　午後も概ね同じような値位置でのもみ合いが続きます。　為替は若干円高方向に動いていましたので、伸び悩む展開も仕方のないところなのでしょう。

　引けにかけては、為替の円高が加速し、一時１５０００円まで下げてしまいますが、大引けは１５０３０円の９０円高で終了しました。

　あと少しで１５０００円を割り込むところでした。　せっかく大台に乗せたのだから、明日以降もしっかり守ってもらいたいものです。　出遅れ日本ですから。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは、まちまちでした。　ＮＹダウは小幅上昇で、史上最高値を更新し、順調に上げてきています。　値位置はボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間をキープし、無理のない上げ方のように見えます。　しかし、いつ休憩しても不思議ではありません。　今夜か明日あたりに、一度休憩が入るかも知れません。

　一方日経平均株価は、１５０００円の大台に乗せて終わる事が出来ましたが、為替の影響で、陰線引けとなってしまいました。　ここまで一気に上げてきましたので、少し調整が入るかも知れません。　しかし、流れは上ですので、調整しても軽微なもので、逆張り指標の過熱が収まれば、再び上昇が始まりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　調整と言っても大きく崩れる事は無く、１５０００円前後でもみ合う相場となるでしょう。

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