明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年5月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　最初のうちは小幅下落で留まっていたのですが、途中から右肩下がりの展開に変わりました。　終盤に少し反発の動きが見られたようですが、僅かなものだったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１４０００円を割り込んで寄り付きました。　寄り付き後は、買いが優勢で、すぐに前日の終値まであと少しのところまで戻します。　その後は１４０００円台でのもみ合いが続きます。　お昼ごろに日銀金融政策決定会合の結果が出てきますので、多くの投資家は様子見だったのでしょう。

　お昼前に、日銀の金融政策は現状維持と言う発表が伝わり、日経平均先物は乱高下します。　その後再び１４０００円を下回ってしまいます。　しかし、寄り付き直後に付けた安値までは下がらず、１時頃からは少しずつ戻し、何度か±０の場面がありました。

　引けにかけても小幅安レベルでの、もみ合いが続き、大引けは１４０４０円の２０円安で終了しました。

　日銀金融政策決定会合の結果は、多くのアナリストが予想した通り、現状維持でした。　次は６月１２日（木）と１３日（金）に予定されています。　次の消費税増税の為の金融緩和があるとすれば、このあたりかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落し、ＮＹダウは２５日移動平均線を割り込んでしまいました。　これを押し目と考える事もできますが、下げトレンドの始まりと見る事もできます。　前回（４月）の下落のパターンは、２日下げ、２日上げ、２日下げで戻っています。　ここまで同じようなパターンで来ていますので、今回もそうなるとすれば、今夜も安いと言う事になります。

　一方日経平均株価は、ＮＹダウの下げ幅ほどは下げませんでした。　底固い動きのようにも見えます。　どこかで誰かが買い支えているような感じです。　もし、そうならば、ここらが底と言う事になります。　２５日移動平均線も本日上を向きました。　４月の安いところの数字がひとつ抜けただけなのですが、それでも反転の兆しと思いたいような今日この頃の相場です。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　先ほどから為替が１００円台に入ってきました。　黒田さんの会見中なのですが、またいつもの強気発言をしているのでしょうか？　やばい！やばい！

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