明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年5月19日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値を挟んで一進一退を繰り返していたのですが、後半いきなり上昇し、当日の高値付近で引けました。　売り物が切れたのでしょうか？　もし、そうであれば今週は高そうです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１０円高で寄り付きました。　しかし、今日も買い方に勢いは無く、±０を挟んで一進一退の動きが続きます。

　午後も同じような動きが続いていたのですが、現物の後場が始まる頃から、右肩下がりの展開に変わります。　時間の経過とともに下げ幅が拡大し、２時半頃にはとうとう１４０００円を割り込んでしまいました。

　引けにかけては僅かに戻しますが、反発と言う言葉が当てはまるようなものではなく、大引けは１４０３０円の１００円安で終了しました。

　どちらが主導したか分かりませんが、為替も午後から円高方向に動いていました。　世界の株式市場は高いのに、日本だけが何故安いのでしょう？　明日から日銀金融政策決定会合が始まりますので、手控えも仕方がないのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは割り込んでいた２５日移動平均線を回復し、目先底を打ったような形になっています。　反発の値幅は満足できるようなものでは無いのですが、日中後半の動きが良かっただけに、今夜の相場に期待したいところです。

　一方日経平均株価は、今日も弱い相場となり、直近の安値（５月７日）を下回ってしまいました。　４月の安値は未だ下回ってはいませんが、風前の灯になって来ました。　日本株だけが買われないのは、何か原因があるはずなのですが・・・明日からの会合で、その辺をしっかり議論して欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　日銀金融政策決定会合中なので、方向性は無いと思います。　米国の株高を受けて少し高いところで寄り付きますが、寄った後は動かない相場が続きそうです。　そして、値を消す展開も想定しておいた方が良さそうです。

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