明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年5月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは前日の終値を挟んでの、一進一退相場が長く続き、後半少し値位置を下げてしまったような動きでした。　３日続伸後、雇用統計前日と言う事で様子見姿勢の強い相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　寄り付き後、一旦下に振られますが、すぐに戻して１４４５０円付近でもみ合う展開が長く続きました。

　午後も似たような展開だったのですが、少し値位置を下げてしまいます。

　２時台になると、相場が少し上向きになります。　４連休前のこの時間の上への動きですので、売り方の買戻しと考えるのが素直なところだと思います。

　引けにかけては一気にプラス圏に浮上します。　しかし、買い方の処分売りも出ない訳では無く大引けは１４４８０円の１０円安で終了しました。

　連休後の相場を占うのではないかと思っていた、本日の相場ですが、日経平均株価は残念ながらマイナスで終わってしまいました。　しかし、ＴＯＰＸ、２部、ＪＡＳＤＡＱ、マザーズは、すべてプラスで終わっていますので、個別への買いはしっかり入っていたようです。　期待できるかも・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１σの上で終わっていますので、上昇トレンドには変化はありません。　しかし、何といっても今夜の雇用統計の結果しだいで、どうにでもなるような感じです。　好感できるような結果なら良いのですが、昨日も申し上げましたが、ここで下げるようならＢＯＸを抜けた事にはならず、再び下落して行く可能性を残しています。

　一方日経平均株価は、まだまだ低迷中で、未だ調整中です。　ＮＹダウについて行けず、為替に一喜一憂する毎日です。　「sell in May」があるのかどうか、よく出てくる話題ですが、今年に入ってから、５月に出るはずの売りが、徐々に出てきているような気もします。　となると、「sell in May」は無く、５月は高いと考えたいですね。

　連休明けの日経平均株価予想は、全く読めませんので、お休みします。　良い連休をお過ごしください。

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