明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場は、ＮＹダウ変わらず・ナスダック高のまちまちと言ってよいのか、あるんですね、変わらずなんて。　珍しい出来事です。　ＮＹダウは一旦上に行きますが、すぐに売られて一気にマイナス圏に沈みます。　その後再浮上しますが、後半再び売られる場面もありました。　結果として終日どっちつかずの相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなり、その後更に売られ、安いところは１４３３０円までありました。　しかし、その後強い上昇相場となり、１４５７０円まで上昇し、これが本日の高値となりました。

　その後少し下げ、１４５００円付近で動かなくなってしまいました。

　午後は為替が円高方向に動いた事もあって、値を崩す展開で、先日比変わらず付近での一進一退相場に変わります。

　引けにかけては少し戻し相場となり、大引けは１４４６０円の４０円高で終了しました。

　何とかプラスで終われたものの、実質米国同様、方向性の無い調整の一日だったようです。　ＴＰＰが決着すると思っていたのですが、今日のところはダメでした。　早くしてくれれば良いのに・・・。　肉の値段に差が出たところで、金持ちは高い和牛を食べて、私のような貧乏人は安い輸入牛を食べる。　ちゃんと住み分けができると思いますよ。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にまちまち？の結果でした。　ナスダックは業績の良かったアップルがけん引したようですが、ＮＹダウはウクライナの情勢が悪化していて、ついて行けなかったと言うような論調も見かけました。　ＮＹダウの２５日移動平均線は上向き、値位置はボリンジャーバンドの＋１σ付近ですので、上向きには違いありませんが、頭の重さも感じます。　難しいところです。

　一方日経平均株価は、実質方向感がありません。　４月１６日の大陽線以降、何も動いていないのと同じで、今週はいったい何をしていたのかと言いたくなるような状況です。　２５日移動平均線は僅かに上向きなのですが、目を凝らして見ないと分からないぐらいの上向きです。　ＴＰＰ決着と言う材料が欲しいですね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　明日からＧＷの前半が始まると言う声が聞こえてきますが、来週は実質１日だけお休みで、３０日には日銀金融政策決定会合と、引け後に黒田東彦日銀総裁の定例記者会見があり、そして、週末には米雇用統計が待っています。　ＧＷと言う感じがしませんね。

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