明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から上下に振られる展開で、プラス圏ではあるものの、不安定な始まりとなりました。　しかし、しだいに落ち着きを取り戻し、１６４４０ドル付近での推移に変わり、４０ドル程度上げて終了しました。　結果的にしっかりした動きだったのではないでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、上昇の始まりとなりました。　しかし、１４６００円を超えたところで頭打ちとなり、もみ合いながら徐々に値位置を下げて行く展開に変わります。

　午後も同じような展開で、辛うじてプラスを保っていたのですが、２時前頃にマイナス圏に足を突っ込むと、売りが加速し、右肩下がりの展開になってしまいました。

　引けにかけても売り優勢は変わらず、大引けは１４３５０円の１８０円安で、安値引けとなってしまいました。

　せっかく米国株高で戻ってきたのに、どうなっているのでしょう。　為替も円高方向に動きましたが、僅か２０銭程度で、少し過敏になっているようにも見えます。　「sell in May」が今年もあるのなら、大きく下がる前に売っておこうと言う心理が働いたのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　欧州は休場中で連休明けのＮＹダウ。　初めのうちは落ち着きのない展開でしたが、時間と共に落ち着きを取り戻し、引けにかけて少し売られますが、再び戻して終わっています。　不安定ながら、買い気はあるようです。

　一方日経平均株価は、上昇して始まるも、値を保つことができず、ダラダラと下げてしまう結果となりました。　特に悪材料が出た訳でもなく、為替睨みの需給相場だったように感じます。　為替が戻れば株価も戻ると言う事です。　今夜の米国市場と為替にお願いするしかないようです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　訳も無く下げた相場が、すぐに戻ると言う事はよくある話で、逆に明日下げるようなら、何かの悪材料を内包している危険性がありますので、チョット怖いですね。

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