明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付きから高く、その後も一段高の展開で、強い相場となりました。　しかし、途中から失速し、値を消す展開となりますが、引けにかけて再び強い相場が復活し、高値圏で大引けとなったようです。　ＥＣＢのドラギ総裁が追加金融緩和に動く可能性に言及したことや、３月の米小売売上高の大幅増加が影響したようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１４０００円を回復して寄り付きました。　しかし、その勢いを持続させることは出来ず、値を消す展開となりました。

　１４０００円にタッチしたところで底を打ち、その後は一進一退相場が続く事になります。

　午後は、現物の取引が再開された頃に１４１１０円までありましたが、それが本日の高値となり、今度は緩やかに下を目指す展開で、２時台には１４０００円を割り込む場面もありました。

　引けにかけては１４０００円の攻防の末、何とか１４０００円に乗せて終わる事が出来ました。　大引け値は１４０３０円の８０円高で終了しました。　現物の日経平均株価は残念ながら１４０００円に僅か及びませんでした。

　ＮＹダウの上昇や、為替の円安に支えられた格好ですが、上げ幅が物足りないような気がします。　決算発表前と言う事や、消費増税による景気の冷え込み、そして追加緩和をする気の無い黒田日銀総裁発言が、上値を押さえているのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　先週末の下落幅を取り戻した格好です。　昨日の引け方が良かっただけに、今夜も続伸しそうなのですが、今回の下落で３月１４日の安値を一旦下抜けていますので史上最高値を更新する動きになるのか？BOXを形成するのか？　今のところ何とも言えない状況です。　

　一方日経平均株価は、上昇しましたが、力強い印象はありません。　景気が良くなれば、当然株価は上昇しますが、景気の先行きが不透明な状況では、なかなか強くなってはくれません。　米国しだい、為替しだいと言う状況が、もうしばらく続きそうです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今夜の米国株の上昇に支えられ、とりあえず上には行きそうなのですが、今日と同じように頭の重い展開となりそうです。

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