明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＮＹダウは最初のうちは、前日比変わらず付近でもみ合っていたのですが、途中から右肩下がりの展開となり、そんな弱い流れが終日続きました。　前日とは真逆の動きが出て、目先の底のように見えた一昨日の安値を割り込んでしまいました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１４０００円を割り込んで寄り付きました。　本日のＳＱ値は１３８９２.７７円で、安いところで決まってしまいました。　為替の円高も止まりません。

　寄り付き後は少し乱高下しますが、しだいに戻しに入り１０時半頃には１４０００円に乗せました。　その調子でもっと戻してくれれば・・・と思ったのですが、ここまで下げると買うのも怖いと言う事なのか、強い買いは入らず、午後も１４０００円を挟んでのもみ合いが長く続きました。

　引けにかけては為替が少し円安に動き、１４０００円を下回っていた先物は、一気に１４０００円を上回って大引けとなりました。　大引けは１４０６０円の２３０円安でした。

　しかし、よく下げますね。　昨日で三空が完成していたので、今日は高いと思っていたのですが、米国株安と為替の円高で、四空が空いてしまいました。　四空と言うのは珍しい形で、私自身見た記憶がありません。　バブルが崩壊した頃にあったのかな？　当時は株をやってなかったので分かりません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　これと言って悪い指標が出た訳でもなく、逆に新規失業保険申請件数は改善していたにもかかわらず、ＮＹダウは大きく下げてしまいました。　良くない決算はあったそうですが、何もそこまで下げなくても・・・と言うような感覚です。

　一方日経平均株価も、大きく下落し、底抜けの状況です。　２月初旬の安値も下回りましたので、年初来安値と言う事になりました。　先日、日銀の黒田総裁が相場を冷やすような発言をした事が原因とも言われています。　もし、それが本当なら、催促相場と言う事になりますので、まだまだ下も想定しておくべきかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　と言うよりも、反発する根拠は何も有りませんので、期待です。　今夜の米国市場、そして為替の動きに注目し、今は底がどこかを見極める時期なのでしょうね。

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