明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月7日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　雇用統計はそれほど悪いものでは無かったのですが、結果としてマイナスになりました。　ＮＹダウは、初めはプラス圏で史上最高値を更新したのですが、途中から右肩下がりの展開で、ほぼ終日下げ続けました。　押し目なのか？下げトレンドの始まりなのか？　何とも言えない状況です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなってしまいました。　米雇用統計発表後、為替が円高方向に動いた事も逆風となったようです。

　その後も強い動きにはならず、１４９００円を下回るレベルでの一進一退相場が長く続きます。　午後になっても弱い相場が続き、２時頃にはとうとう１４８００円を割り込んでしまいます。

　引けにかけては少しだけ戻し、大引けは１４８１０円の２７０円安で終了しました。

　週初から大きく崩れてしまいました。　米株安や円高も影響していますが、本日から始まった日銀金融政策決定会合も気になっているのでしょう。　明日、結果が出てきますが、おそらく現状維持になる事でしょう。　消費増税の影響は、まだ数字として出てきていませんので、何もできないと言うのが現状です。　もし、動いたらサプライズで爆上げかも？

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　ＮＹダウは今のところ２５日移動平均線の上に位置していますので、相場が崩れたとは言えません。　３月の下落場面では、２５日移動平均線を一旦割り込んで、そこから復活していますので、今回もそうなる可能性は残しています。　今週は２５日移動平均線に絡む動きとなりそうです。

　一方日経平均株価も米国にお付き合いしてしまいました。　２５日移動平均線は割り込みませんでしたが、一目均衡表の雲を下抜いてしまいました。　微妙ですね。　難しい相場の時は、「やらない」と言う選択肢もありますので、今は方向性を決めない方が良い時期なのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　明日は様子見で始まり、日銀金融政策決定会合の結果で一喜一憂・・・難しいですね。　行動するならイベント通過後の方向性を見てからでも遅くは無いのかも知れません。

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