明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年4月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から史上最高値を更新しましたが、雇用統計直前の取引の為、買いは続かず、しばらくすると、マイナス圏まで売られました。　しかし、売りも続きません。　マイナス圏での推移の末、結果としてマイナスでしたが、実質様子見の相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、マイナスの始まりとなりました。　寄り付き後は、下げ幅を縮小する動きが出て、マイナス圏の浅いところでの値動きに変わります。

　１１時頃になるとまとまった買いが入ったようで、一気にプラス圏に浮上しました。　しかし、買いは続きません。

　午後になると再びマイナス圏で長い時間もみ合う展開が続きました。

　引けにかけてももみ合いが続き、大引けは１５０８０円の変わらずで終了しました。

　米雇用統計を今夜に控え、終日様子見の相場でした。　出来高も大幅に減少していましたので、見ているだけの投資家も多かったようです。　こんな日に新規のポジションは作れませんよね！

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　上昇トレンドの中、場中に史上最高値を更新しましたが、イベントリスクを避ける動きだったようです。　雇用統計の市場予想は２０万人増だそうですが、はたしてどうなるかは誰にも分かりません。　為替の動きも気になります。

　一方日経平均株価も米国に右へならえで日柄調整の一日でした。　しかし、以前よりも強い印象を受けました。　日中、値幅は僅かですが、為替が円高方向に動いても、連動しませんでした。　この為替離れのような動きが、今後も続くかどうかは分かりませんが、とりあえず、良い方向に向いているのかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計直前ですので、控えさせて頂きます。　しかし、仮に下に振れても短期間で、相場はしだいに上を向いてくるような気がします。

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